適応障害で休職したときにやってはいけないこと6選

僕は人事異動後4カ月、人間関係と仕事内容に身体がついていけずに嘔吐やひきつけを繰り返し、適応障害と診断されました。

 

1カ月半の休職の後、起業を決意して退職しましたが、休職して最初の3週間は職場への罪悪感や先の不安から、生きた心地がしませんでした。

 

ネットで適応障害について体験談を読み漁り、批判や励まし等を見ては余計に焦る日々。復職する方も辞める方も、今後のために最低限守っておきたいことをまとめておこうと思います。

 

あなたの辛い気持ちを少しでも和らげることができれば幸いです。

 

他の適応障害の人と比べてはいけない

適応障害はとても広い定義の病気で、症状の重い軽いを外から判断できる病ではありません。本人にとって耐えがたい苦痛環境によって作り出される病です。あなたという人間ただ一人にしか見えない景色に、あなたは苦しめられているのです。

 

その苦しみをじっと我慢し続けて頑張り過ぎた結果、あなたは適応障害を発症したのです。よく頑張ったねと褒めてあげる必要はあっても、自分を責める必要など微塵もありません。

 

また、適応障害は治療の速度、薬を飲む飲まない、夜寝られる寝られない、吐き気や頭痛の頻度等も全てが人によって異なります

 

ですので、ネットで自分よりもひどい症状の人を見て、「自分はこの人よりも軽い症状なのに復職もしないで休職している」などと思うことは絶対にやめてください。

 

他人がどうあれ、あなたが今、仕事が辛いのなら誰がどう言おうと辛いのです。風邪などの病気のときと同じです。休職を後ろめたく感じる必要はまったくありません。

 

復職について考えてはいけない

適応障害を発症するほど追い込まれているときは、後から振り返ると信じられないぐらいに視野が狭まっています。損状態で復職について考えても、同じように拒絶反応が起こるだけです。

 

僕は休職直後から、朝起きてスーツを着て職場へ向かう練習ばかりをしていました。どう頑張っても涙があふれて心臓がバクバクして外に出られずに、自分が弱いからだと責めてばかりいました。

 

復職できないなら働けない、じゃあ死ぬしかない。死ぬのは怖いからできない。じゃあもう選択肢がない

 

元気になってから考えれば極論に見えますが、当時はこの思考が頭をぐるぐる回っていました。自殺をした方のニュースを見て、勇気があって羨ましいなどと不謹慎な気持ちを持っていました。

 

そんな状態で復職について考えるべきではありません。自然と仕事について考えられるまでは、おとなしく回復を待つしかないと諦めることも大事です。

 

大丈夫です。ある日突然ふわっと視野が開ける日が必ずやってきます。先について考えるのはそれからでも遅くはありません。

 

転職サイトを見まくってはいけない

少し回復してくると、復職はもってのほかだけど、他の職場でなら今までどおり働けるかもしれないと思ってしまいます。これまで頑張れた自分の姿が頭に浮かんできて、休職している自分を急き立て始める時期です。

 

僕は年齢+転職のキーワードで検索して適職診断を始めたり、求人情報を見てできそうな仕事があれば安心したり(逆だと不安になったり)を繰り返してしまいました。

 

休職期間は最大1年半まで延長ができるというのに、いきなり転職活動を始めるのは焦り過ぎです。ただでさえ体調がよくないときに焦りまで加わって、転職先についてまともな判断ができるでしょうか。

 

思わぬ転職ミスマッチを見抜く力も残されていない状態で転職について考えるのは危険です。そっと転職サイトのページを閉じましょう。

 

無理やり趣味や旅行に没頭しない

「ストレス源を取り除くとそれ以外は元気でいられるのが適応障害の特徴である」などと本当になったことがあるのかわからない人の情報は無視一択です。それが医学的な統計結果であったとしても、あなたの心の問題はあなたにしかわかりません。他の病気とは違うのです。

 

僕はうつ病の診断はなく適応障害のみでしたが、ストレス源(職場の上司)を取り除いたところで一切体調は良くなりませんでした。

 

むしろ「休職は恥ずかしい、サボりだ、仕事どうしよう、係長にまた嫌味を言われるだろうな」という葛藤が四六時中頭から離れず、「やっぱり風邪でした」などと嘘をついて職場に行きたいと何度も願っていました。

 

ネットで情報を見ていると、旅をしてぼーっとしたり読書をしたり、好きな事をして心を休ませてあげて下さいという情報がたくさんありますが、無理やり楽しもうとすると、真面目な性格の人は余計に反動がきます。

 

「仕事もしていないくせに何遊んでるんだよ」ともう一人の自分が叫んでくるのです。治したいから自分を癒してあげたいだけなのに、さらに自分を苦しめる結果になります。

 

僕は近所のスーパーに食べ物を買う際、チューハイを買うだけで誰かに見られていないか心配になりました。

 

職場が地元の市役所だっただけに、お客さんも上司も同僚も買い物する場所がよくかぶるんです。休職してる癖に酒飲んでんじゃねーよと思われたら嫌だなと思っていました。

 

正直、元気がでるなら何しても良いのです。ただ、無理やり元気を出すために動こうなどとは思わないほうが良いです。自然とやりたくなったことをしてみることをおすすめします。

 

仕事をしてはいけない

論外です。でも僕はやってしまいました。ダメだとわかっているのに職場へ引き継ぎの電話をしたりメールを送ったりしてしまうのです。

 

でも、ストレス源が職場である以上、やはり反動で吐き気や頭痛、ひどいときは立ちくらみに襲われてしまいました。あなたは耐えがたい苦痛にたえながら、愚痴も言わずに頑張ってきたのです。何も考えずに休んでください。

 

組織はあなたがいなくても動くように計算されてできています。ちゃんと仕事は進みます。進まないような管理体制なら、それはあなたの責任ではなく、組織全体の課題なのです。一人で背負うことはありません。

 

今大事なのではあなたの身体と心です。仕事ではありません。

 

ネットで適応障害について検索してはいけない

こんな記事を更新しておいていうのもナンですが、ここを読んだらもう適応障害について検索窓に打ち込むのはやめてほしいです。

 

自分が欲しい情報があるときもありますが、大半はあなたの心を暗くしてしまうでしょう。ウィルス性の病気とは違って、誰もあなたの症状を数値化したり薬で撃退したりすることはできないのです。

 

検索するだけ疲れるだけです。それなら昼寝でもして下さい。昼夜逆転したって良いじゃないですか。このような病にかかるほど真面目なあなたのことです、元気なれば数日で昼夜逆転など直せますって。

 

お願いですから自分を苦しめる情報をあえて集めにいかないでください。

 

人生なんて意外と選択肢はたくさんあるのです。今は適応障害という病に目隠しされているだけです。絶対に視界は開けます

 

適応障害の休職中にしてはいけないことまとめ

何をしていても憂鬱な気持ちや焦燥感に襲われる厄介な適応障害。昨日まで当たり前に出勤していたのに、突然訪れる体の変化に心がついていかないと思います。

 

職場にいけないとなるとひきこもりがちなになり、ついついネット検索でいろんな情報を仕入れようとしたり仕事が気になったりし始めると思います。そこはグっとこらえて自分を休めることに全力を尽くして下さい。

 

まとめると、

 

◆他の人と症状や回復期間を比べない

◆復職について考えない

◆転職サイトを見ない

◆無理に趣味や旅行に没頭しない

◆仕事をしない

◆ネットで適応障害を検索しない

ということでした。

 

もし、カウンセラーは高額だし病院の先生も業務的にしか話を聞いてくれなくて辛い・・・。という方がいらっしゃいましたら、僕で良ければお話を聞かせてください。

 

何もする気力がないときは、家にいるだけでも辛いと思うので、メールに思いのたけを載せるだけでも気が楽になるかもしれませんよ。

 

とりとめのない愚痴でもオッケーです。お問い合わせはこちらからどうぞ。あなたのお役に少しでも立てることをお祈りしています。





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